青森市内の小・中学校の校長研修講座で、
HSCについて情報提供させていただく機会をいただきました。
小学5年生のHSCで、不登校のお子さんを育てながら
PTA 活動に熱心なお父さん
三上 佳一郎 さん(けいちゃん)による発表は、
本当はもっとじっくりお伝えしたい部分でした。
小学校入学時からのお子さんの表情の変化が
一目瞭然の写真と説明は、
真に迫るものがありました。
この発表は、お子さんに許可をもらっています。
「みんなのためになるのだったらいいよ」と
親子で深いコミュニケーションを取れる
この父子の関係性が素晴らしいのです 。
私からは次のような話をしてきました。
・HSCの6つの特徴
・神経系の仕組みのちがい
〜情報処理が深い子ども〜
・HSCの社会に還元できる強み
・HSP未来ラボ青森ができること
校内研修/PTA研修/講演会/子ども向けワークショップ/個別相談
校長先生方は、現場で出会った子供たちの顔を
思い出しているかのように、
何度も頷いてメモを取ってくださいました。
次のようなご感想を頂きました。
○HSCの割合でいくと、本校にはHSCの疑いがある子どもが約80名いることになります。
子どもの言動や過ごしかから「できない子、よく分からない子」と決めつけるのではなく。丁寧な児 童解や対応の必要性を教職員に伝えたいと思います。(小学校)
○HSCについて深く知ることができました。各学年の気になる子ども達が、もしかしたらという思いになりました。どの子ども達も、安心して学校に来て、生活することができるように、授業の ユニバーサルデザイン化や支援の工夫などについて、先生方と研修を深めていきたいと感じています。(小学校)
○HSCについては、前任校でも転校生として出会いました。転入前に本人及び保護者と面談し、合理的配慮等について、学校として、できることとできないことを話し合い、転入学してもらったという経験があります。HSCは特別な支援を必要とする一例であり、今後も意識して、子ども達を 見ていく必要があると思いました。(小学校)
○HSCについては、非常に興味深い話でした。そういう生徒が目の前にいると考えた時に、教師側の表情は大丈夫か、また、教師の一挙手一投足が生徒の不安をあおってしまうことも十分に考え られるので、教職員で情報共有し、理解を深めていきたいと思います。(中学校)
○HSCについて、当事者の方から直接お話を伺い、学校でつまずきや難さを抱えている子どもが「確かに存在している現状や直接関わる方しか分からない苦悩を目の当たりにすることができまし た。また、本校生徒においても、数名の顔が思い浮かびました。今回の資料等を校内で共有し、理解を深め、指導や支援にあたりたいと思いました。気付かれずに苦しみ、思い悩んでいる子が、一 定数存在していることを認識することができました。(中学校)
生きづらいとされるHSC、
一方で、注目すべきは「型にはまらないほどに
素晴らしき感性と深い思考」です。
それは間違いなく、【世に活かせる力】に変わります。
そこには理解者と応援者が必要です。
HSP未来ラボ青森は、
学校、地域、家庭を結ぶ橋渡しになれればと思います。
その動画を、公開させてもらえることになりました。
校長以外の先生もご覧いただけます。
もちろん、保護者や地域の方もご覧いただけます。
同じ認識で、HSCを見守ってくださる可能性がふえます。
この講座でいちばん伝えたかった想いがあります。
どこでも、誰ともでも「生きづらい、」
なんて言っている訳ではありません。
刺激の量、受け取る深さが違います。
HSP・ HSCは、強みや良さを社会で発揮したいと願っているのです。
ぜひ動画を見て受け取ってください。
そして、周りの「HSC?なに?よく知らない」という方にシェアしてください。
HSP未来ラボ青森の三上が
お子さんと向き合い、自分と向き合った時間を
写真と共に伝えた部分は、動画ではカットしています。
本当はこれを見たら一目瞭然。
なのですが、お子さんのプライバシーを守るためです。
今後はHSC子育てのリアル(大変さも喜びも!)を、
みなさんとお話できる機会を持てたらと思います。
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誰もが輝く、多様性を活かすチームへ
安心安全な職場・学校づくりをサポート
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・心理的安全性を高めたい
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学校・自治体・企業向けに、セミナー、研修、講演をしております。
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